植え付け方法-1
クレソンの植え付け方法(1)- 普通に、葉の付いた茎の上部(根なし)を植え付けてみる
4月下旬、第2ファームは、湧き水が湧いてくる源泉近く以外は、二人で1、2度植え込んだだけで、ほとんど植え付けが行われていない状態でした。(画像は、源泉からは遠い場所)
種から発芽した芽の成長待ち状態だったんですね、これが・・・(気の長い話です。笑い)。
実際は、第1ファームから、移植しようと考えていたのですよ。
ファーム全体に、スピーディーに繁殖をさせることを目的に、”この環境での、クレソンの特性を見る” ため、4月下旬から、一人でほぼ毎日(雨の日以外)ファームに足を運び、植え付け作業をしながら、クレソンの植え付け栽培を色々な方法で試してみました。
勉強(実験・研究)は、基本一人でするものだから、ゴールデンウィーク中も作業がてら、足しげく通いました。
もう一度確認の為、今回、植え付け栽培の環境は、クレソン第2ファームにより、湧き水を利用した栽培地です。
はじめ、湧き水の湧いてくる近くで、実験しようとしましたが、ここは、環境が良すぎて、実験にならず、クレソン第2ファームの中でも、一番環境の悪いと思われる、源泉から比較的遠い場所で植え付けを試してみました。
まず、クレソンについて記載されている
以上のことは、その通りの結果を得ました。
この結果をふまえ、私の場合、根は、クレソンが成長しながら塊を作るものなので、植え付けではあまり重要視せず、葉の付いた茎の上部(根なし)で、植え付け栽培をしてみました。
まず、水底の土(かなり石が混ざっています。)を、約5cm位掘って、そこに植えつけます。
植えつけたクレソンを、こぶし大の石2個で、折れない程度にはさんで固定します。
約30cmの葉の付いた茎の上部(根なし)は、まっすぐなので、植えやすく、植えた次の日には、もう ”シャキッツ” と立って、成長をはじめる生命力をみなぎらせています。
植えつけた本体(= 約30cmの葉の付いた茎の上部(根なし))からは、約2週間で、こんなに根が伸びてからみ、根の塊を形成しようとしています。その根の中に向けて、植えた本体から水中を茎が伸び、その茎のいたる所から、新芽と根が出てきています。
まさに、ひとつの群生を形成しようとしています。
成功でしょう。
しかし、この栽培方法(植え方)は、基本的に他ではいいとしても、この広いファームをスピーディーに緑一色にするには、改良の余地がありますね。
そこで次回、その新たな植え方と結果を報告します。
それから、もうひとつ。
植えつけたクレソン自体は、次の生命の媒体になるためか、食すのには適さない状態(茶色くて固く)になります。
~おことわり~
これは、あくまでも私自身の考察に基づいた栽培法です。
環境の違いや人それぞれの見解の違いはあると思います。
なぜなら、どんな方法をとろうと基本を守りさえすれば、クレソンは、それ程失敗せず、比較的簡単に育ってくれる植物だからです。
コメントはありません